皆さまからいただく質問内容をまとめて掲載しております。
固体潤滑塗料の開発・製造を行っています。他にも機能性塗料、固体潤滑剤関連製品を取り扱っています。
これらの開発業務で得た知見をもとに、受託分散、受託試験、精密塗装などの業務も行っています。
代表的な物質はPTFE、グラファイト、二硫化モリブデンです。これらは微細な固体粒子で、この粒子を塗料に複合したものが固体潤滑塗料となります。
機械部品の摺動部に使用し、摩擦を低減し、部品の摩耗や焼き付きを防ぐことができます。また、摩擦係数が下がることによる効率アップや低燃費化の効果もあります。
油性塗料は有機溶剤を主成分としており、乾燥が早いものから遅いものがあり、耐久性が高い特徴があります。
水性塗料は水を主成分とし、乾燥が遅く、VOCの放出が少ないのが特徴です。
当社では、環境に優しい水系塗料も取り扱っています。ただし、溶剤系塗料と比較すると性能が劣る場合があります。
塗料の種類によりますが、未開封の場合は一般的に半年から1年となっています。開封後は早めにご使用いただくことをおすすめします。保管期限が短い品種もございますので、詳しくはお問い合わせください。
機械部品の寿命を延長し、摩擦によるエネルギーロスを減少させることができます。また、油が使用できない環境での潤滑が可能になります。
多くの環境や条件に適応していますが、具体的な使用条件や適用範囲については、弊社までお問い合わせください。
固体潤滑材の性能は使用環境によって異なります。使用される環境に応じて、最適なDEFRIC COATを選定いたします。
製品に問題がある場合、購入店舗または当社までご連絡ください。適切な対応を致します。
製品の種類や容量により、価格は異なります。詳細はお問い合わせください。
開封後は、蓋をしっかりと閉めて直射日光が当たらない冷暗所で保管してください。極端な低温や高温の場所は避けてください。
一般的には冷暗所での保管を推奨しています。詳細についてはお問い合わせください。
SDSを参照のもと適切に処理してください。ご不明な点はお問い合わせください。
コーティング膜がなくなるまで効果を発揮するため、使用方法によってはメンテナンスフリー化も期待できます。
DEFRIC COATの推奨膜厚は塗料の種類や使用環境により異なります。高荷重向けの二硫化モリブデンを使用した塗料の場合は5〜10μm、軽荷重向けのフッ素系塗料の場合は10〜20μmが一般的です。
"DEFRIC"は"decrease"と"friction"を組み合わせたオリジナルの商標です。
DEFRIC COATは多くの種類がございます。また、摺動形態によって得意な分野がありますので、PV値ではなく実際の条件を模擬した試験にて判断いたします。
通常のラインナップでは約100種類、カスタマイズ品を合わせると数百種類に上ります。
本サイトには主要製品とその大まかな分類を記載していますが、製品数が多く、日々増加しているため、詳しい一覧表は作成しておりません。
DEFRIC COATは主にスプレー塗装を推奨しています。浸漬、刷毛塗り、スクリーン印刷にも対応したグレードもあります。他の塗布方法の場合はご相談ください。
塗料の種類によりますが、焼き付けタイプの場合は150〜380℃、低温硬化タイプや常温硬化タイプもあります。詳しくはお問い合わせください。
基本的に再塗装する際は、一度被膜を除去する必要があります。密着不良などの不具合の原因になるためです。現場施工などで被膜除去ができない場合は、タッチアップ用のものをご用意していますが、性能面では劣化します。
塗料ごとに専用の希釈剤があります。詳細はお問い合わせください。
硬化前であれば、専用溶剤で洗い落とすことが可能です。硬化した場合は、専用の除去剤を使用してください。対応が難しい場合は、お気軽にご相談ください。
試作塗装や少量の場合は対応可能です。量産品や大型部品については、適切な塗装工場を紹介いたします。
フッ素樹脂を主成分とする軽荷重向けのDEFRIC COATであれば、色の調整が可能です。
購入に関しては、代理店を通じての取り扱いとなります。具体的な代理店の情報については、お問い合わせいただければご紹介いたします。
通常の製品は1kg単位での購入が可能です。特別に開発された製品に関しては、100gからの取り扱いもございます。