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摺動試験受託

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摺動試験受託

概要

デフリックコートの性能評価には、摩擦試験機が不可欠です。当社では、自社製および市販の多種多様な摩擦試験機を所有しており、開発目的に応じて適切に使い分けています。さらに、これらの試験機を使用した受託試験も承っております。以下に、代表的な試験機を二例ご紹介します。

オプチモール社製SRV5型振動摩擦摩耗試験機(独製)

この試験機は、高速振動の試験が可能な往復摺動型の摩擦試験機です。大手自動車メーカーなどにも納入されており、高速摺動する部品の試験やフレッチング摩耗の試験を行うことができます。最近では、ロケット打ち上げ時の振動を模擬した試験にも使用されています。この試験機を用いることで、実際の使用環境に近い条件での試験が可能となり、製品の信頼性向上に寄与します。




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Rtec社製MVT-2真空摩擦トライボメーター(米国製)

当社が日本国内で初めて導入したこの試験機は、真空中および大気中での試験が可能で、往復摺動および回転摺動に対応しています。宇宙関連部品や半導体製造装置など、真空環境での使用が想定される部品の試験に適しています。この試験機により、過酷な条件下での摩擦特性を詳細に評価することができ、製品の性能向上に繋がります。

最大荷重 200N
最大加熱温度 400℃
到達真空度 10-4Pa
【往復速度】  
最大速度 10mm/s
最大ストローク 60mm
【回転摺動】  
最大速度 1800



※両試験機ともボール(点接触)から円柱(線接触)、円盤(面接触)に変えることも可能(要相談)

その他の計測機器と受託試験サービス

当社ではこれらの試験機の他にも、様々な計測機器を保有しています。例えば、潤滑分野ではFALEX試験機、汎用摺動試験機、重負荷摺動試験機、物性評価では、表面粗さ測定機や接触角測定機、透過率測定器など多岐にわたります。これらの機器を用いて、塗料の分析や材料特性の評価を行うことが可能です。また、お客様のニーズに合わせたカスタマイズ試験も受託しております。

受託試験の流れ

当社の開発・評価プロセスは、詳細な計画に基づいて進行します。まず、お客様の要求仕様に基づき、試験条件を設定します。その際に、初期条件出しを行い、お客様の要望の試験が可能か明確にします。次に、選定した試験機を用いて試験を実施し、得られたデータを詳細に分析します。最後に、試験結果を基にしたレポートを作成し、お客様に提供します。これにより、お客様は製品の改良点や潜在的な問題点を明確に把握することができます。

受託試験サービスの柔軟性

当社の受託試験サービスは、柔軟性を持って対応しております。短期間での試験実施から長期間にわたる耐久試験まで、お客様のニーズに合わせた試験プランを提供します。また、新たな試験機の導入や試験プロトコルの開発にも積極的に取り組んでおり、常に最新の技術を駆使して高品質な試験サービスを提供します。

詳細は川邑研究所へお任せください!

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